ニューイヤーズイブパーティ

12月31日

ニューイヤーズパーティの準備で家族は大忙しです。今年は義妹シャーリーンの40歳の誕生日パーティも兼ねているので、70人の家族の友人が、弟の家に集まるということ。「ドレスコードは60年代」と言われているので、60年代の髪型・ドレス・靴・メイクをママに聞きました。60年代はいろいろなファッションがあった時代だなぁと思います。

ティムさんはモッズスタイルに決定!私はバナナリパブリックのセールで見つけた黒のシフトドレスに、大きなプラスチックのパールネックレス、ウィッグを買う代わりにヴィダルサスーンでカットしてもらい、目元はつけまつ毛、唇はフロスト(白ピンク)にしました。私の中ではシュープリームスのイメージだったのに、鏡を見ると江利チエミさん!なぜっ!私って本当に日本人だわ!子供達もビッグなヘアースタイルにして、いざパーティへ!

DJ以外は、みんな60年代のかっこうで、おかしくてしょうがなかったです。毎年ニューイヤーズイブは70年代パーティなのですが、今回はメイクが濃く、カツラも多いので、誰だかわからない人も!


因みに、甥っ子(高3)はアンディ・ウォーホールでした(写真下から2段目右)。キャンベルのスープも持参して!ママは、仮装というより60年代当時のママだったようで(写真3番目)、家族はひいていましたが、ヘアースプレーを一杯使ったビッグヘアーはかわいかったです。


ニューイヤーズパーティに集まったのは、38才?45才の家族の友人達、もちろん子供や親戚(60代?70代)を連れてのホームパーティです。

弟の奥さんのお兄さん45才(ティムさんの高校時代のベスパ仲間!)とティムさんが会うと、いつも熱く激しいダンスを始めるのですが、おかしくて、みんなで涙が出るほど笑いました。ブレイクダンスを始めた時は、心臓発作を起こすんじゃないかと思いましたが!今、40代半ばの人達は、10代?20代の時に、はりきっておしゃれをして、はりきってダンスをした最後の時代の人達ではないでしょうか?


ダンスも絶好調になって、ソウルトレインのように、1人ずつ前に出て踊り始めると、60代後半の義妹の夫のママも踊り始めて、それをみた高校生のスケボー少年達は、びっくりしてかたまっていました!


40代のママ達やパパ達がティーンエィジャーのように大はしゃぎしてドレスアッしたり、夫婦や友人同士でダンスするのを見るのは楽しかったです。それも、ティムさんの家族が温かい友人に囲まれているからだなぁとも思います。


15年ほど前に、ママの家に始めて挨拶に行ったときに、リビングルームには、弟や妹の帰りを待つ友人達がたまっていてびっくりしました。ママは、ヒップホップのB-Boyスタイルの男の子にも、セクシースタイルのチアガールにも、礼儀正しいアジア人の男の子にもミルクティーとジンジャースナップス(ジンジャービスケット)やショートブレッドを出してあげていました。(ママはイギリス人ですから!)そういうお友達が、いまや38?45歳になり家族ぐるみでお付き合いをしているので、ママにとってもパーティは楽しかったようです。


今は、高校生の甥っ子が、学校が終わると、友達やガールフレンドを連れて、ママの家で宿題をしています。高校生のスケートボーダー達も、ママの入れたミルクティーにジンジャースナップスを浸しながら食べていてほほえましいです。子供5人を育て、孫2人の放課後を担当しているママは、45年間ずっーとママをやっているんですね。


義妹のトーマの作ったレコード機の形のケーキ(箱・レコード・レコード針までケーキ!) (写真8番目)でシャーリーンの40歳のお誕生日のお祝いをして、新年のカウントダウンをしました。子供達も友人のお子さんと一緒に起きていて、初めてカウントダウンをすることになり大興奮していました。


ロングビーチのクインマリーでは花火が打ち上げられ、ダウンタウンでは、ギャング達がそれに合わせて銃を発砲します。ニューイヤーズイブは一晩中お祭りです。日本の厳粛な大みそかとは違いますね。そして、新年は、パーティの片づけで始まるのです!