La Brea

12月29

家族4人でロサンジェルスのラ・ブレアまで。


ページ博物館 http://www.tarpits.org/ でタールに浸かった恐竜の化石を見ました。(写真下から3枚)この博物館の周囲にあるタールの沼から、約4万?1万年前の動物や鳥類の化石が大量に発見されたそうで、今でも発掘作業をしています。博物館の庭にあるタール沼ではタールがブクブクと噴き出ていて迫力があります。発掘した後に、収集や修復を行う研究室も面白い部屋(写真一番下)でしたよ。マンモスやサーベルキャットの化石を見て、長女は大満足でした。


ページ博物館に行かれたら、隣にあるロサンジェルス・カウンティ美術館も行ってみてください。大きな美術館ですがおすすめです。カフェテリアの所でクラシックやジャズのコンサート(無料)をよくやっていますよ。ページ博物館前の芝生で、日向ぼっこも気持ちがいいです。


その後は、観光客にも有名なファーマーズマーケットに行って、ロサンジェルスで一番古いコーヒーショップと言われているDu-pars
Restaurant
http://www.du-pars.com/
に行ってパイを食べました。ティムさんは、グーズベリーのパイを見つけたのでママにお土産用に購入していました。グーズベリーパイは、イギリス人は食べますが、アメリカではあまりポピュラーではありません。日本でも見かけませんね。


ファーマーズマーケットの隣には、The Glove (写真上から4枚http://www.thegrovela.com/という1930年代?1940年代のLAをイメージしたショッピングモールがあり、ここの映画館やレストラン前にセレブがいる映像や写真を見られた方も多いのでは?私はテレビドラマで使われているのをよく見ます。Nordstromデパートや40軒ほどの流行りのお店が並ぶショッピングモールです。


子供達は50年代風のトローリに乗って楽しんでいました。夕方になると、フランク・シナトラのLet it snow! Let it snow! Let it snow!?♪と音楽が聞こえてくると、シャボン玉の雪が降ってきて子供たちは大喜びでした。(写真1段目右)


このモールの中にAmerican Girl Place
http://www.americangirl.com/index.php というバービー人形のようなお人形のお店があります。小学生の女の子をもつ親は避けては通れない場所になっていて、今では自分の子供がここの人形を持つことが、オレンジカウンティの専業主婦のステータスになっているそうです!


まず、自分の子供の顔に似た人形の本体を25種類以上の中から選んで、洋服を選んでいきます。そこまでは他のメーカーと同じなのですが、ここでは小学生の子供も、人形とおそろいの洋服や靴を買うことができて、人形用の家具も売っています。


しかも人形用の美容室・ブティック・カフェ・映画館があるので、人形のヘアスタイルを変えたい時は、人形用の美容院へ、人形と映画を見たい時は映画館へ。もちろん子供だけでなく人形の映画料金!も払わなくてはいけません!因みに美容院は2時間待ちでした……


親は1体の人形に300ドル?500ドル、それから人形とおそろいの洋服を子どもに買うと……いくら支払うのかしら?


中国製の大量生産のプラスティックの人形にバカラシイ!としか思えないのですが、こちらの小学生の流行のようです。2体ずつ持ってモールの中をあるいている女の子が多かったです。我が家の子供達は、同世代の子供達がみんな持っているので、「いいなぁ?!欲しいなぁ?!」と言っていたのですが、買いませんでした!キッパリ!


このお店は、フィッシャープライスやバービーを持っている企業なので、いずれ銀座や表参道にお店ができることだと思います。その時は、どうぞ見に行ってくださいね。小学生のお嬢さんのいる方は買ってあげるのかな?

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ページ博物館やファーマーズマーケットのあるラ・ブレアは、日本に来る前にティムさんが1人暮らしをしていたところだったので、得意げに案内してくれていたのですが、あまりにも建物が変わっているところが多く驚いていました。ビル1棟全てが空きビルで、ゴーストタウンのようになっているストリートもありました。不況を感じます。