皆様にロングビーチを知ってもらうチャンスですので、しばらくカリフォルニア情報をお送りします!
クリスマス・ニューイヤーズイブのパーティ(今年は60年代のスタイルで全員集合!)も後日お伝えしますね。
12月21日
リー家はロングビーチに来ています。ロングビーチは暖かくて、昼間はTシャツの人も多いほど。ダウンジャケットやマフラーから解放されて、カリフォルニアの太陽をあびて、家族全員笑顔で過ごしています。
こちらの今の話題は、「クリスマスプレゼント買い終わった?」です。日本のニュースでカリフォルニアの不況もさんざん聞いていたのですが、サウスコースト(ショッピングモール)に行ったら、買い物客で一杯!シャネルのお店のバッグ売り場には、50代以上のアジア人女性で店内満員でした。(あれは中国人や日本人の観光客なのかしら?)シャネルのバッグって、そんなにみんなが買うものなんですか?
駐車場にある車も相当大きく高価なSUV車ばかり。サウスコーストやバルボアファッションアイランドといったモールにはアジア人や中東の人が多いので高級車ばかりです。
電車を使わない(電車やバスもあることはあるのですが…)カリフォルニアの人にとっては、エコよりも、事故にあっても怪我をしないですむ大きくて頑丈な車がまだ人気のようです。
カリフォルニアの車量を減らせば、地球規模の相当な資源の節約になるといつも思うのですが…。プリウスが流行らないカリフォルニアでは、キャデラック・シボレー・レンジローバー・BMWといった車のバイブリッドカーが一般化されるまで、この状態は続くでしょうね。シュワルツネッガーさん!もう少し何とかできないのでしょうか?
サウスコースト(ショッピングモール)は巨大なモールなので、ティムさんと別れてクリスマスの買い物をして、アルマーニ隣&ラルフローレン前の
「Quattro Caffe 」http://www.quattrocaffe.com/
で待ち合わせをするようにしています。ここ10年サウスコーストに行くと寄るイタリアンのカフェですが、何を頼んでもおいしいしサービスも良い方です。量が多いのですので頼みすぎないように気をつけてくださいね。
クリスマスには、親戚は除いても、家族全員のプレゼント20人分用意しなければいけません。Timさんの妹に聞くと、「○○はステラ・マッカートニーの香水がいいみたいで、○○はスケートボード店のギフトチケットがいいみたい、それから…..」と、リストはどんどん続きます。
日本人の私は、「クリスマスプレゼントの習慣はやめて、本を1冊ずつ送れば?」と聞いたことがあるのですが、まるで私が宇宙語を話しているかのように誰にも理解されませんでした!自分が子供を持って、クリスマスの朝に、山のように積み重なったクリスマスプレゼントを嬉しそうに開けていく姿を見てから、あんなに喜んでいるのならいいのかなぁ!と思うようになりましたが…..エコなスタイルではないですね。
昨日は、家族・親戚・友人が集まってのクリスマスパーティ。(写真5・6段目)毎年恒例のギフト交換をしました。ギフトを開けて気に入らなければ、他の人のギフトを勝ち取るというのがルールなので、各家族で戦略を練り、結構バトルがあります。
我が家は、ウィリアムソノマのホットチョコレートセット、デジタルカメラ付き望遠鏡、イギリスの缶詰セット、スタイリッシュな掃除機を勝ち取りました!ちょっと欲張りすぎだったかな?
パーティには、甥っ子のディビット(高3)(写真3段目)のガールフレンドや親友も来ていたのですが、3人(写真4段目)とも日本語のクラスをとっていて、とてもシャイで礼儀正しく、クールにきめようとするカリフォルニアの若者とは思いません!デイビットは小6の夏休みを日本で過ごしたこともあり(ISEの生徒さんの家にホームステイさせてもらいました)日本が大好き!土足禁止のディビットの部屋に行くと、DJ用のターンテーブルの前には、畳マットと座布団、そして和紙でできたライト、テレビには宮崎駿夫監督のアニメでした。
日本語を勉強する3人は、なんとなく顔つきも日本人ぽくて異色な3人でした!
義妹のトーマシーナがパーティのデザートを用意しました。私はラズベリーのカップケーキ(写真一番上)を食べましたが、それ程甘くなくて軽くておいしかった。
トーマは元ダンサーで、今は俳優の夫と結婚して専業主婦生活(1歳と3歳の男の子のママ)をしています。最近は、ファッションショーやセレブママ友達からキッズパーティ用に注文があると、デコレーションケーキやカップケーキをケータリングしています。以前見たトーマスのケーキなんて、線路・信号・動物まですべてケーキでしたよ!
1歳と3歳の男の子のママなのに、どうしてそんなに時間があるの?と思うでしょ!ナニーも常駐していますが、家族みんなで応援していて、交代で甥っ子の面倒を見ているんです。
カップケーキを食べる頃には、長女・次女もすっかりいとこと仲良しになりました。日本では、恥ずかしがって話さない英語も少しずつ出てきてホットしました。
パーティのあとには、ママの家のそばの日本食レストラン(日本人がおすしを握っているんですよ)で天ぷらそばやうどんをテイクアウトしました。
こちらに着いてからほとんど食事をとらなかった次女も、揚げたてのてんぷらとおそばを見たら、ものすごいいきおいで食べ始めました。私も暖かいおうどんをいただきましたが、体にしみこむおいしさでした。温かいそばつゆの匂いをかいだだけで、こんなに幸せになるとは!和食は素晴らしいですね。
それにしても、随分とカリフォルニアの和食もおいしくなりました!それでも、頼んだ枝豆がさやごとガーリックと唐辛子のソテーになっているのにはびっくり!枝豆がペペロンチーネ味になるとは!うーん!おいしかったです。手がベトベトになりましたけど。