箱根で

長女の運動会の代休を利用して、箱根へ。

お昼近くのロマンスカーの車内は、60代以上の女性達で満席。みんなでお弁当を広げて何だかとても楽しそうです。私まで、隣の席の初対面のオーストラリア人と大声で話し始めて(大声でないと車内は聞こえなかったのです!)、大笑いしていたら、湯本に着いていました。


後ろの席の次女(4歳)が、「電車の中は静かにしなくちゃいけないのに、オバーチャン達もママ達もすっごくうるさかったよ!」とコワイ顔をして言ってきました。その後、オバサマ達に「See You!」と声をかけられると、にこにこスマイルに変わって、お菓子をチャッカリといただいていましたけど。


その後、天山に行ってゆっくりとお風呂に入りました。湯上りに子供達にハーゲンダッツを与えて、私は休憩所で本を広げて1人でひと休みです。持ってきた本「幸福論」(アラン)を開けると「幸福を演じる」という章でした。「人は、社会活動や雑談やパーティで幸福を演じることで不機嫌、怒り、反抗心、悲しみから立ち直ることができる」という内容でした。幸福論を読まなくても、ほとんどの女性はそんなこと知っているのにね!と思いましたが….80年前にそんな事を毎日気難しく考えたフランス人がいたとは!


子どもたちの様子を見に行くと、モミジを集めて、焚き火中です。私は紅葉を見ながらもう少し読書を楽しみました。


女3人、半日だけの箱根でしたが、楽しかった!

アランさんのように演じなくても、シアワセな1日でした。