青葉台校のリニューアル工事でご迷惑をおかけしていますが、工事は順調に進んでいて、週末には終わりそうです。トイレが使用できず不便な状態ではありますが、もうしばらくご協力をお願い致します。
今回のリニューアルの決め手になったのは、コッツウォルズストーンでした。コッツウォルズストーンは、コッツウォルズ地方でしか採れない貴重な天然石で、蜂蜜色なので「ハニーストーン」とも呼ばれている石です。
インターネットで、外壁に使う建材を検索していたら、海外のレンガやストーンを直輸入している会社を見つけ、お電話で伺ったところ、次の日にお会いできたのが松原工業の代表でした。
代表の松原さんは宮古島出身で、宮古島の方言のせいか、温かい人柄のせいか、聞いてみたらティムさんと同じ年齢だったせいか、会った途端に、ティムさんとアンティークの話で意気投合してしまいました。
英語を話せない松原さんが、単身イギリスに行ってコッツウォルズストーンを買い付けた話や、イギリスのアンティークマーケットの話を聞いていた時に、松原さんから、
「ティムさんはレンガがいい?それともストーンがいいの?煉瓦と石では、バイクと自転車くらい違うものなんだけど…」と言われ、ティムさんは、
「コッツウォルズストーンが絶対に欲しいです。次に船便で届くコッツウォルズストーンをください。」と即答していました。
インターネットで検索したのは木曜日、代表にはお会いしたのは金曜日、日曜日には松原工業にあるコッツウォルズストーンやイギリスの外灯を見て、新しい青葉台校のイメージが浮かびあがってきました。
松原さんからは、イギリス好きの設計・施工会社Red Houseの代表を紹介され、打合せをスタートして思ったのは、話のわかるチームと仕事をするのは楽しいということでした。今回のリニューアルは人に恵まれているなと思っています。
11年前に青葉台校をデザインした時には、こういったレンガやストーンを随分と探しまわったのですが見つかりませんでした。似たようなものはあっても、アメリカやイギリスで売られている値段と比べるとびっくりするぐらい高いものでした。こういった建材が日本で買えるのですから、日本の住環境は、これからどんどんおもしろく変わっていきますね。
コッツウォルズストーンに目地を入れ、看板、外灯、照明が出来ると青葉台校のリニューアル工事はおしまいです。仙台のバラ園からバラ(随分リーズナブルなものを手に入れました)が届いたら、垣根も作る予定です。
皆さんに喜んでいただけると嬉しいです。ティムさんが毎日四方八方に動いているのはただそれだけのためですから。スクールで会ったら、一声かけてあげてください。お願いします!
新しい青葉台校楽しみにして下さいね。