ママとパパのナイトライフin L.B.

「今晩、L.A.のクラブでファッションショーあるけど来る?」とか「俳優の○○のバースディパーティがあるけど行く?」とか言われても、テレビや雑誌でしか見たことない、シラナイ人達の行事に、私は参加しません!

元気いっぱいの子供が2人いるので、夜更かしして、体調が悪くなってはね


代わりに、楽しみにしているのは、ママに子供たちをお願いして、映画やコメディショーに行くことです。

子供たちが寝た後、バックと靴を持ってソロソロと家を出て、映画館でティムさんの妹や弟に会うと、ものすごい自由を勝ち取ったのを感じます!

映画は1人で観に行くのが好きでしたが、一番後ろの席に10人位で並んで見るのもなかなかいいものです。


今回観て面白かった映画は、「ザ・ファイター」と「ブラックスワン」です。

どちらも、スゴイ家族との葛藤を描いた映画でした。


「ザ・ファイター」ですが、元・名ボクサーの兄と、世界タイトルを目指す弟と、それを取り巻くアイリッシュの家族の実話です。

日本にもこういう兄弟で、ああいうイメージの家族いましたよね?


観終わった後に、「兄役のクリスチャン・ベール良かったね!」とみんなで話している時、「あの弟役の、ほら、マット・ディモンみたいな人?何て名前だったけー?」と誰かが言い始めて

誰も名前を覚えている人はいず

その晩は、誰も名前を思い出さず解散となりました。


日本でゴールデン・グローブ賞を観ていたら、ロバート・デニーロが、マット・ディモンに「「ザ・ファイター」なかなか良かったぞ!」ときつい冗談を言っていてびっくり!

マット・ディモンは、何も言い返さず、苦笑いで拍手していました!

マット・ディモンとマーク・ウォールバーグは何となーく似ていますね。

でも、毎回、役によって別人になるマーク・ウォールバーグの方がおもしろいなぁと思います。

「ブラックスワン」は、白鳥も黒鳥も完ぺきに踊りたい生真面目なバレリーナ、娘を自分の思い通りにしたい母、そしてワイルドでエレガントな黒鳥を演じるライバル….最後は予期せぬホラー映画になっていました!コワかった。

最近、娘2人と共にバレエを始めた私としては、バレリーナ気分を少し味わって、思わず!背筋ピーンとさせながら映画館を出ました。


コメディの方は、弟の友人のJo Koyのショーを観ました。9:30pmスタートで終わったのはなんと12:30pm

前座の人が終わった後、2時間喋りっ放しのスタンドアップコメディです。

日本の漫才は2人でせいぜい5分ぐらいですから、1人で2時間は長ーいですよね。

ネタは、ママが怒って爆発した話とか、奥さんがケンカする時に言うセリフとか、子供が自分を馬鹿にした話とか、全部身内ネタで、大爆笑でした。

彼の家族には、なりたくないとも思いました。

来月からテレビの冠番組を持つそうですが、そこに行くまで18年かかったそう….大変な世界ですね。

終わった後に挨拶をしたら、舞台とは全然違って、いつも通り礼儀正しい人でした。


写真は、ティムさんの弟&妹たちがL.A.のクラブで集合して、ふざけて写真を撮ったもの。

40代になり、パパやママになって、それぞれ忙しい中みんな仲良く集まれるのは、素直に羨ましいです。

我が家の娘たちも、いつでもどんな時も思い合っていてほしいなぁ「ザ・ファイター」のデイッキー&ミッキー兄弟みたいにね。