Teacher’s reports from Concord College
5人が帰国した翌日にコンコードカレッジの先生からレポートが届きました。写真は長女と次女の先生からのレポートと、コンコードカレッジのノートやディスカッションの課題(「女性の権利と地位について」を話し合った時の女子サッカーの記事)です。
長女のレポートを見ると、午前中の担当の先生は、普段は英文学を教えている先生だったこともあり、英文学をベースに下記のディスカッションをしたようです。
「ギリシャ神話のシーシュポスの岩は、今の世の中では何に例えることが出来ますか?」
「女子サッカーの記事を読んで、女性の権利や地位についてどう思いますか?」
「サイエンスと宗教は歩み寄れると思いますか?」
「一神教を信じますか?」
「シェイクスピアが作品の中で使った造語を使って、人をけなすようなTweetを作って下さい。(例Baseless, Barefaced, Castigate, Clangor, Dexterously, Dwindle, Multitudinous, Sanctimonious, watchdog)
「シンボリズムを理解するために、シェイクスピアの物語のワンシーンをシンボルを使って描いてみて下さい。」
「起業家に「動物実験用に自宅を貸してくれたら、もうけを半分渡す。」と言われたらYesと言いますか?」
「もしバスの中で大金を見つけたら、警察に届けますか?自分で使いますか?」
「友達の代わりに購入した宝くじは当たらず、自分の宝くじが当たった場合に、当選金は友達とシェアしますか?」
一神教の質問の時は、サウジアラビアやシリアの出身の生徒が、イスラム教について2時間かけてクラス全員にわかりやすく説明したようです。クラスメート7名はディスカッション好きで、クラスが終了後も、その日のトピックのディスカッションはつきなかったようです。
午後のActive Englishの担当の先生からはクッキングクラスや美術のクラスでの製作の様子、寮の担当の先生からは参加したスポーツやアクティビティ、友達との交流の様子が細かく書かれてありました。
そんなクラスなら私が受けたかった!と思う内容の先生からのレポートでした。
午前中の授業のディスカッションは随分難しい内容ですが、皆の前で自分の意見を言ったり、いろいろな国の生徒の意見を聞けたのは、良い経験をさせてもらったなぁと思います。